建築基準法上の建造物検査を手掛けるERIホールディングスが503円ストップ高の3460円を付けた。上場来高値(3145円)を更新する情勢だ。9月30日引け後、26年5月期第1四半期(25年6−8月)決算に加え、新たな自社株の購入枠設定を発表し、買い人気を集めた。
第1四半期の連結営業利益は8億6800万円(前年同期比6.5倍)だった。法改正に伴う、業務量増加や手数料改定、省エネ適合判定業務に係る売上の増加などが業績を押し上げた。通期予想は、営業利益28億円(前期比36.9%増)を据え置き。進ちょく率は31%となった。
また同社は、12万株(自己株を除く発行済株式総数の1.58%)・3億9600万円を上限とする自社株買い枠を設定。きょう1日午前の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)で12万株すべて(約3億5500万円)を取得したことを明らかにした。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社