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<相場の読み筋>10月3日

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<相場の読み筋>10月3日

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年10月3日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>10月3日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>10月3日

 2日の米国株式は、5日続伸した。NYダウが前日比78.62ドル高の4万6519.72ドル、ナスダック総合指数が同88.894ポイント高の2万2844.051ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億3187万株、ナスダック市場が88億6538万株だった。終値ベースでNYダウは3日連続、ナスダック総合指数は9月22日(2万2788.976ポイント)以来8日ぶりに史上最高値を更新した。1日に発表された雇用指標が市場予想平均に届かなかったことから、引き続き、FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ期待が株高を支えた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやアドバンスド・マイクロ・デバイセズ、ペイパルなどが値上がり率の上位に入っている。

 3日の東京株式は、もみ合いとなりそうだ。きのう2日の日経平均株価は一時500円を超える上昇をみせたものの、戻り待ちの売りに上値が重かった。週末要因に加え手がかり材料に乏しいことから積極的な買いは限られるとみられ、方向感に乏しくなる展開も見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の前半(1日は147円07-09銭)、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の半ば(同172円81-85銭)と小動き。2日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、日立<6501.T>、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>などが、2日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所清算値比25円高の4万5095円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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