ミタチ産業が3日続伸、169円高の1744円を付けて9月25日の年初来高値1617円を大きく更新した。前週末3日引け後、26年5月期第1四半期(25年6−8月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し好感された。
第1四半期決算は、売上高が277億3900万円(前年同期比3.0倍)、営業利益が7億900万円(同2.8倍)だった。自動車部品メーカー向け半導体の販売などにより売上が増加。民生分野では、アセアン地区でのOA機器向けEMSなどの受注が堅調に推移した。産業機器分野では、海外での産業機器関連のEMS受注が堅調に推移。アミューズメント分野は、遊技機関連の売上が増加した。
第2四半期累計の業績予想は、売上高550億円(前年同期比37.8%増)、営業利益11億5000万円(同21.4%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計の業績予想に対する進ちょくは、売上高で50.4%、営業利益で61.7%となっている。
6日の終値は、前週末比110円高の1685円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社