株式新聞ダイジェスト

サカタのタネ、増益決算と自社株TOBを好感

 種苗メーカー最大手のサカタのタネが急騰、前日比530円高の4155円を付けた。7日引け後、26年5月期第1四半期(6−8月)決算に加え、自己株式のTOB(株式公開買い付け)を発表した。

 第1四半期の連結営業利益は44億6200万円(前年同期比63.5%増)だった。野菜種子の販売が好調に推移し、為替の円高によるマイナス影響を打ち消した。通期予想は営業利益110億円(前期比10.3%減)を据え置いたが、進ちょく率は40.6%と高い。

 また同社は、約110万株(発行済株式総数の2.42%)・36億円を上限とする自社株買いを発表するとともに、1株3285円でTOBを行うことも明らかにした。買付予定数は110万株で、買付期間は11月6日まで。同社代表取締役会長の資産管理会社ティーエム興産がTOBに応募する。

 8日の終値は、前日370円高の3995円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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