9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=153円ちょうど近辺で推移している。日経平均株価の上昇を支えにしたドル買い・円売りが一服すると持ち高調整のドル売り・円買いが上値を抑え、上げ幅を縮小し、午前11時前に152円40銭近辺まで押し返されるなど全体的に方向感の定まらない展開となった。午後も売り買いが交錯したが、午後3時ごろからドル買い・円売りが強まり、153円台に乗せるなど2月中旬以来のドル高・円安水準を付ける場面があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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