がんのウイルス療法「テロメライシン」を展開するオンコリスバイオファーマ(オンコリスB)が反発し、前日比149円高となる871円を付けた。8日引け後、26年に販売を計画している腫瘍(しゅよう)溶解ウイルス「OBP−301」について、GMP(適正製造規範)製剤の製造を開始したと発表した。
これにより、販売提携先の富士フイルム富山化学から「OBP−301」に関する製品代金の前受金の一部を25年中に受領する。前受金は販売開始後の売上高計上を予定し、金額は開示していない。
9日の終値は、前日比137円高の859円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社