ドーンが急落、181円安の2333円を付けた。9日午後2時、26年5月期第1四半期(25年6−8月)の単体決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。
第1四半期決算は、売上高が3億300万円(前年同期比14.8%減)、営業利益が8000万円(同33.3%減)だった。売上高は、ストック型収益であるクラウド利用料の順調な増加に加え、ライセンス販売において消防防災を中心に新規・更新受注があるなど増加要因があった一方、前年同四半期に大型のSI初期開発売上があった反動などが影響した。利益面では、前期に大型のSI初期開発売上があった影響による売上高の反動減、および人件費や経費の増加が重しとなった。
26年5月期の業績予想は、売上高17億円(前期比3.3%増)、営業利益6億1000万円(同6.3%増)を据え置いている。
9日の終値は、前日比145円安の2369円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社