21日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台半ばで推移している。朝方は円安に慎重姿勢を示してきた片山さつき氏を財務相に起用との報道でドル売り・円買いが優勢となったが、日経平均株価が5万円に接近するなど堅調な推移を背景に一巡後は切り返した。午後の衆院本会議で自民党の高市早苗総裁が首相に指名され、日経平均の失速とともにドル・円も上値が重くなる場面があったが、ドル・円の下値は限られ、上値追いの展開となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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