日立は21日、米OpenAIと、次世代AI(人工知能)インフラの構築とグローバルなデータセンターの拡大を軸とした、戦略的パートナーシップに関する覚書(MoU)を2日に締結したと発表した。
今回、データセンター外領域では、データセンターの送配電網への負荷の最小化と、将来的なゼロエミッション型データセンターの実現、データセンター向けの重要かつ長納期な製品の供給確保、工期短縮に向けた、プレファブ型・モジュール型のデータセンターの設計の標準化などを進める。データセンター内領域での協業では、冷却設備やストレージをはじめとした、データセンターの稼働までのスピードを支える重要機器の設計・供給に関する協業の可能性を探索する。また、HMAXを含む同社のLumadaソリューションの強化に向けて、OpenAIのLLM(大規模言語モデル)のさらなる活用を検討する。
21日の終値は、前日比78円安の4498円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社