食品用包装機械や冷間鍛造部品を手掛ける静甲が4連騰で年初来高値を更新。1174円(前日比93円高)を付け、18年2月以来、7年8カ月ぶりに1100円台を回復した。22日引け後、26年3月期業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
通期の連結営業利益予想を10億円から13億円(前期比9.0%減)に引き上げた。産業機械事業において、大型液体充填ラインや食品業界からの引き合いが増加し、受注が伸長した。電機機器事業でも、空調周辺部材や冷熱機器の販売好調に加え、空調・設備機器で省エネ・BCP対応の大型更新工事が堅調に推移した。
23日の終値は、前日比50円高の1131円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社