東京ガスは24日、米グレンファーンおよびグレンファーンのグループ子会社が推進しているアラスカLNG(液化天然ガス)プロジェクトに関する関心表明書を締結したと発表した。
同プロジェクトは、グレンファーンが、米アラスカ州のノーススロープガス田から産出された天然ガスを精製した後、ニキスキに所在するLNG基地に輸送し液化することにより、年間約2000万トンのLNGを生産するプロジェクト。天然ガスの埋蔵量が豊富であり、アジア地域へ近接していることから、同地域のLNG供給安定性の向上に寄与する可能性があるという。今回締結した関心表明書は、法的拘束力はないものの、グレンファーンの戦略的パートナーとして、将来的なLNG調達の可能性を見据え、同プロジェクトの開発動向に関する情報収集を行い、経済性などについて検討を進めるとしている。
24日の終値は、前日比39円安の5274円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社