30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=153円ちょうど近辺で推移している。序盤は売り買いが交錯し、方向感が乏しかった。昼すぎにかけては持ち高調整の円買いがやや優勢となり、152円15銭近辺まで下落したが、日銀金融政策決定会合の結果が公表されるとドル買い・円売りに傾き、153円15銭近辺まで急速に切り返した。一方、米中首脳会談の終了が伝わったあとに日経平均株価が失速すると、ドル・円も上値が重くなる場面があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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