株式新聞ダイジェスト

日産自が急落、26年3月期は営業赤字転落へ、米関税影響2750億円

 日産自動車が急反落、前日比29.3円安となる339.4円を付けた。30日引け後、未定としていた26年3月期通期の業績予想を発表。営業赤字に転落する見通しとなった。

 同社は経営再建中。26年3月期はトランプ政権の関税影響が2750億円発生するとみている。これにより営業損益は同規模の2750億円の赤字(前期は698億円の黒字)と予想した。再建費用が確定していないため、最終損益の計画は引き続き未定とした。

 第2四半期累計の営業損益については、計画を1800億円の赤字から300億円の赤字(前年同期は329億円の黒字)に変更した。環境規制関連の費用が低減するほか、予定していた一部研究開発プロジェクトの実施時期を先送りした。

 31日の終値は、前日比15.2円安の353.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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