4日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=153円台半ばで推移している。序盤は国内輸出企業による実需のドル買い・円売りもあって強含みで推移し、一時154円台半ばまで上昇したが、片山財務相が閣議後の記者会見で為替相場について「一方的で急激な動き」と述べたことが円安けん制発言と受け止められてドル売り・円買いに傾いた。前場にプラス圏へ浮上した日経平均株価が後場にマイナス圏へ押し返されたことから、ドル・円も午後は軟調に推移した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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