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<相場の読み筋>11月6日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年11月6日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>11月6日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>11月6日

 5日の米国株式は、NYダウが前日比225.76ドル高の4万7311.00ドルと3日ぶりに反発、ナスダック総合指数も同151.160ポイント高の2万3499.797ポイントと反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が13億6506万株、ナスダック市場が83億6469万株だった。10月ISM非製造業景況感指数が52.4となり市場予想平均の50.5を上回った。また、10月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計では、民間部門の雇用者数が前月比4万2000人増で、市場予想平均の同3万人増よりも良好だった。堅調な経済指標が好感され、NYダウは一時370ドルを超える上昇をみせた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、マイクロン・テクノロジーやアムジェン、アプライド・マテリアルズなどが値上がり率の上位に入った。

 6日の東京株式は、反発後も堅調か。日経平均株価は、現地5日の米国株式が上昇した動きや、きのう5日に大幅続落した反動から、買い優勢スタートとなりそう。短期的なリバウンドを狙った買いが入ることも予想され、上げ幅を広げる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(5日は153円54-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=177円台の前半(同176円38-42銭)と円安方向にあることも支えとなりそう。5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO<3436.T>、三井金属<5706.T>、アドバンテス<6857.T>などが、5日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比675円高の5万1205円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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