13日後場の日経平均株価は、前日比218円52銭高の5万1281円83銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同22.39ポイント高の3381.72ポイントと4日続伸し、連日で終値ベースの史上最高値更新した。日経平均は朝方に売りが優勢となる場面がみられたが押し目買いに上げ転換。午前10時18分に、同275円58銭高の5万1338円89銭を付けた。寄与度の高いソフバンGやファストリテが軟調だったが、アドバンテスが堅調に推移し、指数を支えた。ドル・円相場が一時1ドル=155円台を付け、朝方の水準よりも円安方向に振れたことや、時間外取引で米株価指数先物が上昇したことも支えとなった。
東証プライム市場の出来高は24億6649万株、売買代金は6兆2524億円。騰落銘柄数は値上がりが952銘柄、値下がりは604銘柄、変わらずは56銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、東電力HD、関西電などの電気ガス株が上昇。大和証G、野村などの証券商品先物株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も高い。清水建、鹿島などの建設株や、クレセゾン、オリックスなどのその他金融株も堅調。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、AGC、ガイシなどのガラス土石株もしっかりだった。一方、テルモ、HOYAなどの精密機器株や、NTT、ソフバンGなどの情報通信株が安い。
そのほか、エムスリー、スター精密(監理)、デクセリアル、レイズN、LinkUGが上昇。半面、ニッパツ、ぴあ、LIFULL、Vテク、Jマテリアルなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社