自動車用点火コイル大手のダイヤモンドエレクトリックホールディングス(ダイヤHD)が前日比100円ストップ高の669円を付け、年初来高値を更新した。きょう14日午前11時、26年3月期業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
通期の連結業績予想について、営業利益20億円(前期比11.9%増)を据え置いたものの、経常利益を8億円から11億5000万円(同21.6%減)に引き上げた。新製品発表や為替の円安効果を織り込んだ。
第2四半期累計(25年4−9月)業績は、営業利益が13億8800万円(前年同期は600万円)、経常損益は11億4600万円の黒字(前年同期は7億400万円の赤字)となり、ともに計画を上回った。内燃機関搭載車の増産や為替の円安、市場対応費用の改善などが寄与した。
14日の終値は、前日比76円高の645円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社