自動車部品メーカーのサンコールが1363円(前日比300円高)まで買われ年初来高値を更新した。14日引け後、26年3月期業績と配当予想の上方修正を発表し、買い人気を集めた。
通期の連結営業利益予想を47億円から58億円(前期比68.5%増)に引き上げた。自動車分野の利益率改善やデータセンター向け需要の好調など、直近の見通しを反映させた。第2半期累計(4−9月)の営業利益は40億6600万円(前年同期は2700万円)だった。
また同社は、期末配当予想を従来の5円から10円に引き上げた。中間の5円とあわせた年間配当は15円(前期無配)を予定している。
17日の終値は、前週末比292円高の1355円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社