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<相場の読み筋>11月18日

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(画像=株式新聞) 

この記事は2025年11月18日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>11月18日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>11月18日

 17日の米国株式は、NYダウが前週末比557.24ドル安の4万6590.24ドルと3日続落、ナスダック総合指数が同192.514ポイント安の2万2708.075ポイントと反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億2513万株、ナスダック市場が79億4366万株だった。同日にジェファーソンFRB(米連邦準備制度理事会)副議長は講演で、追加利下げに慎重な姿勢を示した。高官による慎重な見方が相次ぎ、金利低下期待が後退し、NYダウは一時710ドルを超える下落をみせる場面もあった。NYダウ採用銘柄では、アメリカン・エキスプレスやIBM、セールスフォースなどが値下がり率の上位に入っている。

 18日の東京株式は、弱い展開が続きそうだ。現地17日の米国株安を受け、売り優勢スタートが見込まれ、売り一巡後は、消去法的に好業績銘柄への個別株物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(17日は154円67-69銭)、ユーロ・円が1ユーロ=180円前後(同179円63-67銭)と円安方向に振れている。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、LINEヤフ<4689.T>、アドバンテス<6857.T>、レーザーテク<6920.T>などが、17日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比485円安の4万9785円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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