18日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台前半で推移している。片山財務相による円安けん制発言がドル・円の上値を抑えた一方、強めの米経済指標やFRB(米連邦準備制度理事会)高官による利下げに慎重な発言が下値を支え、午前中は155円台前半を軸にもみ合った。午後になり、日経平均株価が下げ幅を拡大したことからリスクオフのドル売り・円買いが強まって一時154円80銭近辺まで下落したが、一巡後は下げ渋った。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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