大林組は19日、日立および日立パワーソリューションズと、国土交通省中部地方整備局発注の新丸山ダム本体建設工事(岐阜県八百津町・御嵩町)において、現地状況を正確に再現したBIM/CIMデータを解析基盤とした3次元流体解析を実施し、ダムの放流状況を高精度にデジタルツイン化することに成功したと発表した。
新丸山ダム本体建設工事は、既存ダムの機能を生かしながら、20.2メートルかさ上げして新設ダムを構築するプロジェクト。今回の取り組みでは、最新の現地状況を再現したBIM/CIMデータを基盤に解析用モデルを作成した後、3次元流体解析を実施し、既存ダムからの放流や新設ダムの仮排水トンネルからの放流状況を高精度にデジタルツイン化することで設計・施工方法を検討したという。
19日の終値は、前日比73円高の2903.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社