レナサイエンスが続伸、110円高の1960円を付けた。19日引け後、同社のPAI−1阻害薬「RS5614」について、動物医薬品(イヌ、ネコ)への開発を開始すると発表、材料視された。
同社ではPAI−1阻害薬「RS5614」を、ヒトのがんや肺疾患(慢性骨髄性白血病、悪性黒色腫(しゅ)、血管肉腫、非小細胞肺がん、全身性強皮症、COVID−19肺傷害)を対象とした医療用医薬品として開発している。また、「RS5614」の抗加齢・長寿に対する作用や薬理特性は、ヒト医療のみならずイヌやネコを主とするコンパニオンアニマルなど、動物医療分野でも有用であることが期待できるとし、研究に着手することを決めたという。
コンパニオンアニマルとは、主にイヌやネコなど、家庭で飼育され、人と生活を共にする動物のこと。
20日の終値は、前日比90円高の1940円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社