クラレは21日、バイオマス由来のガスバリア材「PLANTIC」が、石丸農園(愛媛県松山市)のみかん用段ボール箱に採用されたと発表した。
同社では、段ボールライナーの内側中間層に「PLANTIC」を採用し高い気密性を実現。青果の呼吸を妨げることなく香りを保持し、外部からの匂い移りも防止したことから、長距離輸送や混載にも適しているという。また、主成分がでんぷん質のため紙との相性がよく、使用後の段ボールはそのままリサイクルが可能としている。
21日の終値は、前日比7.5円高の1524円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社