ミナトホールディングスが大幅高で5日続伸。一時は前週末比214円高の1394円を付け、年初来高値を更新した。前週末11月28日大引け後、26年3月期業績予想の上方修正を発表し好感された。
通期の連結業績予想について、売上高を従来の240億円から265億6500万円(前期比8.3%増)に、営業利益を8億5000万円から13億7600万円(同79.4%増)に引き上げた。半導体メモリー製品の市場価格上昇が、デジタルデバイスのセグメント収益に寄与している。
また、デジタルエンジニアリングにおいて、日本サムスン、トーメンデバイスと共同で行う、国内大手メーカー向けプロジェクトのROM書込み数量の増加が続いている。さらに、ICTプロダクツにおいて、テレワークソリューション事業およびデジタル関連機器事業が安定的に成長し、リテール向けビジネスの取り扱いも拡大中だ。
1日の終値は、前週末比157円高の1337円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社