乳幼児向け玩具メーカーのピープルが反落、21円安の428円を付けた。1日引け後、26年1月期(25年1月21日−26年1月20日)の単体業績予想を発表。大幅減収に赤字が継続する見込みを示し、嫌気された。
同社では玩具市場の特性に鑑み、四半期ごとに次期四半期の業績予想を開示。今回は第4四半期となることから26年1月期通期の業績予想を示し、売上高は16億3000万円(前期比14.9%減)、営業赤字が1億8900万円(前期は5000万円の赤字)とした。今後も抜本的な事業改革を通じ、高採算商品の比率向上による収益体質の確立と損益分岐点の低下に継続して取り組むとした。同時に、未定としていた期末配当予想を無配(前期も無配)にするとしている。
26年1月期第3四半期累計(25年1月21日−10月20日)の決算は、売上高が10億4800万円(前年同期比15.8%減)、営業赤字は2億1000万円(前年同期は1億1400万円の赤字)だった。
2日の終値は、前日比19円安の430円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社