双日は2日、豪州を中心に鉄道・公共インフラ分野における設計・建設から運行・保守(O&M)などを手掛けるUGL Limited(UGL)の交通部門の持分50%を取得する売買契約を締結したと発表した。
同社によると、UGLはスペインの総合建設会社ACS Group傘下のCIMIC Groupのグループ企業で、同部門の24年の売上高は1000億円規模という。同事業への参入で、同社はこれまでアジアを中心に培ってきた設計・調達・建設に加え、O&M領域の機能を獲得することで、包括的に鉄道関連サービスを開発・提供できる体制を目指す。
2日の終値は、前日比23円高の4586円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社