大阪ガスは2日、米TotalEnergiesグループのTES US Development、邦ガスの子会社であるToho Gas USA Carbon Neutral Development、伊藤忠と、米国において合成メタン(e−メタン)を製造する事業(Live Oakプロジェクト)の基本設計(FEED)実施に向けた共同開発契約を締結したと発表した。
今回の事業では、米ネブラスカ州において、再生可能エネルギーにより生成するグリーン水素とバイオエタノール工場から回収するバイオマス由来の二酸化炭素を原料にe−メタンを製造する。27年度内の最終投資意思決定の実施により、30年度中のe−メタンの製造(製造容量:年間約7.5万トン)開始および日本への輸出を目指す。同社と東邦ガスは同事業からe−メタンを輸入することにより、両社が掲げるe−メタン等の導入目標(30年度のガス供給量の1%)達成に寄与することを想定している。
2日の終値は、前日比58円高の5476円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社