予想レンジ:5万400円−5万1100円(4日終値5万1028円42銭)
5日の東京株式は、反落後も弱含みの展開か。現地4日の米国市場は、NYダウが下落したものの、ナスダック総合指数は上昇するなど、まちまちの動きだった。きのうの東京市場では、日経平均株価が大幅に3日続伸し11月13日以来、3週間ぶり5万1000円を回復した。投資家心理の好転が見込まれるものの、大幅高の反動や週末要因から、手じまい売りに押される動きが優勢となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(4日は155円24−26銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=180円台の半ば(同181円09−13銭)と円高に振れている。4日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ダイキン、レーザーテク、太陽誘電などが、4日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比430円安の5万570円だった。(高橋克己)
5日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:30 10月家計調査
・14:00 10月景気動向指数
・IPO(新規上場)=FUNDINNO(ファンディーノ)(グロース)
【海外】(時間は日本時間)
・24:00 米9月個人消費支出・個人所得・PCEデフレータ、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数
・インド準備銀行金融政策決定会合
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[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社