三井物産は8日、西豪州ウェイトシアガス田(ウェイトシア)のステージ2開発を完了し、ガスの商業生産を6日に開始したと発表した。
ウェイトシアは、西豪州パースの北約350キロメートルに位置する、豪州最大級の陸上の天然ガス田。同社では、ウェイトシアの権益を18年に取得し、生産量を拡大の上で、既存の豪州国内へのガス供給に加え、新たにLNGとして豪州国外へ輸出するステージ2開発の最終投資決断を20年に行った。今回、商業生産に必要な開発や許認可の取得などを完了し、ステージ2のプラントからガスを生産・出荷する体制が整ったという。
8日の終値は、前週末比68円高の4279円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社