予想レンジ:5万400円−5万1100円(10日終値5万602円80銭)
11日の東京株式は、反発後も堅調か。現地10日の米国株式は、FOMC(米連邦公開市場委員会)を無難に通過し上昇した。東京市場でもFOMCの結果待ちのような状況だっただけに、米国株高を追い風に買い優勢スタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=156円前後(10日は156円65−67銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の半ば(同182円47−51銭)と小動き。買い一巡後、輸出関連株は上値が重くなる場面も想定される。10日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日本製鉄、日立、TDKなどが、10日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比260円高の5万860円だった。(高橋克己)
11日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 10−12月期法人企業景気予測調査、週間の対外対内証券売買契約
・20年国債入札
【海外】(時間は日本時間)
・21:30 米週間の新規失業保険申請件数
・米30年国債入札
・決算発表=(米国)ブロードコム、ルルレモン・アスレティカ、コストコホールセール
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社