カナデビアは11日、マレーシアにおけるごみ焼却発電プラントのEPC(設計、調達、建設)を、マレーシアを代表する独立系発電事業者であるMalakoff Corporationとマレーシア大手廃棄物処理・環境サービス業者のAlam Flora Environment Solutionが設立した特別目的会社Sungai Udang WtE(SUWTE)から、シンガポールの建設会社Jurong Engineering(JEL)および、JELのマレーシアにおける建設会社Equator Engineering(EESB)などと、コンソーシアムで受注したと発表した。
今回のプロジェクトは、マレーシアのマラッカ地区に1056t/日×1炉、発電量が約22MWのごみ焼却発電プラントを建設する。SUWTEがマレーシア政府と34年間の都市ごみ処理事業の事業権契約を締結。同社はSUWTEから受注したEPCのうち、火格子など主要機器設備の設計や調達に加え、試運転時のSV(スーパーバイザー)派遣を担当し、建設はJELとEESBが請け負う。同プラントが完成すれば、約23万世帯のごみを処理でき、約3.4万世帯の電力を供給することが可能になるという。
11日の終値は、前日比12円安の981円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社