予想レンジ:5万300円−5万1100円(11日終値5万148円82銭)
12日の東京株式は反発後、もみ合いか。現地11日の米国株式市場で、NYダウが終値ベースで史上最高値を更新した動きを受け、買い優勢スタートが見込まれる。また、きのう11日は、時間外取引で米株価指数先物が下げたこと受け下落していただけに、反動高もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の半ば(11日は156円04−05銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の半ば(同182円46−50銭)と小動き。円高の動きや週末要因から、取引時間の後半には値動きが重くなることも想定される。11日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD、三井金属、ソフバンGなどが、11日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比730円高の5万930円だった。(高橋克己)
12日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・13:30 10月鉱工業生産指数(確報)
・12月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出日
・決算発表=神戸物産
・IPO(新規上場)=フィットクルー(グロース)
【海外】(時間は日本時間)
・19:30 インド11月消費者物価
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[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社