財産・事業承継コンサルティングなどを手がける青山財産ネットワークスが反発、52円高の1697円を付けた。11日引け後、25年12月期の連結業績予想を修正。純利益予想を引き上げ、好感された。
25年12月期の業績予想で、売上高は470億円から420億円(前期比7.9%減)に引き下げたものの、純利益予想を24億5000万円から25億5000万円(同5.0%増)に増額した。売上高は、財産コンサルティングが堅調に推移したものの、不動産取引で赤坂見附の不動産の販売を延期したことが影響する。利益面では、不動産取引の売上高が当初計画を下回るものの、利益率の高いコンサルティングの売上高が大幅に増加し、売上総利益は当初計画を上回る。また、法人税等が当初計画を下回る見込みにあることを織り込んだ。
同時に、25年12月期の期末配当予想を従来の31円から33円(前期実績28円)に増額。第2四半期末配当の20円(同18円)と合わせた年間配当は53円(同46円)となる見込み。
12日の終値は、前日比46円高の1691円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社