半導体ウエハ洗浄装置などを手がけるSCREENホールディングス(スクリン)は16日、半導体製造装置事業における製品競争力の強化を目指し、米国・ニューヨーク州に研究開発拠点として「SCREEN Advanced Technology Center of America, LLC(ATCA)」を設立したと発表した。
同社は、米国・ニューヨーク州で最先端の半導体研究施設を運営するNY Creates(NYCR)と提携し、北米で最も進んだ非営利半導体関連研究開発センターであるNYCRの施設「Albany NanoTech Complex」内に、研究開発拠点「ATCA」を設立した。今後、NYCRが所有するクリーンルーム内に同社装置を設置し、最先端デバイスの特性評価を行うことで、次世代プロセスの開発を加速するとともに、顧客、コンソーシアム、大学・研究機関、サプライヤーおよび同施設に入居する世界的に有名な他企業など、幅広いステークホルダーと協業する機会拡充を図るという。
16日の終値は、前日比320円安の1万2820円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社