Delta−Fly Pharmaが反発、22円高の542円を付けた。16日引け後、米国で臨床試験中の「DFP−10917」関連のパイプラインの最新情報を発表、材料視された。
同社によれば、Venetoclax(VEN)の前治療歴1回のAMLの患者を対象に「DFP−10917」と「VEN」との臨床第1/2試験の第2相部分を実施し、目標の症例登録が完了した。第2相部分は、「DFP−10917」の用法用量を固定し、「VEN」による骨髄ダメージを抑える目的で、「VEN」の用法を2週間から10日間に短縮した結果、安全性の改善が見られたという。今後、効果の判定に必要な一定期間のフォローアップの後に、DMC(データモニタリング委員会)により有効性と安全性の判定を受け、FDA(米食品医薬品局)と臨床第2相試験終了時相談を行うために準備を進めるという。
17日の終値は、前日比1円高の521円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社