自動車大手のホンダは16日、持分法適用関連会社のAstemo株式を日立から21%相当追加取得し、連結子会社化すると発表した。
同社では、Astemoはハードウエアのみならずソフトウエアにおいても高い技術を持つ重要なパートナーで、将来のSDV(ソフトウエアデファインドビークル)開発やコスト競争力において、同社が更なる向上を目指すうえで、Astemoの成長は欠かせないとする。激しい環境変化の中、AstemoがSDV時代に必要となるAI(人工知能)やソフトウエアを高効率かつ高速で開発できる体制の構築を推し進めるために、同社が親会社としてその変革をリードすることが必要と考え、日立から21%相当の株式を追加取得することを決めた。それにより、Astemoにおける出資比率は同社61%、日立19%、JICC20%となる見込み。
17日の終値は、前日比2円安の1583円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社