印刷テクノロジーをベースとした情報コミュニケーション事業、生活・産業事業分野およびエレクトロニクス事業を手がけるTOPPANホールディングスは17日、グループ会社のTOPPANが、高密度半導体パッケージのFC−BGA(Flip Chip Ball Grid Array)基板の生産拠点である新潟工場(新潟県新発田市)に新たな製造ラインを構築し、26年1月から稼働を開始すると発表した。
同社によると、今回稼働を開始する新製造ラインでは、AI(人工知能)・データセンター向け先端半導体に求められる高速伝送や大型・高多層のハイエンド製品への対応を強化。新製造ラインの稼働で、新潟工場におけるFC−BGA基板の生産能力は、22年度前半期対比で2倍になるという。
17日終値は、前日比9円安の4741円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社