大日精化工業は、17日午前11時30分、同社のベトナム現地法人において、第三者による不正アクセスを受け、社内サーバーなどがランサムウエアに感染する事案が発生したと発表した。
同社によれば、12月15日、当該子会社の社内システムにおいて、サーバーおよびパソコン内のファイルが暗号化され、読み取れない状態となっていることを確認。調査の結果、ランサムウエアによる被害であることが判明したという。当該子会社における製造・出荷などの主要業務への影響はなく、通常通り稼働を継続。今回の件によるグループの業績に与える影響は軽微とみているが、今後開示すべき事項が判明した場合には、速やかに開示するとしている。
17日終値は、前日比35円安の3950円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社