非鉄金属大手の三菱マテリアルは18日、ルクセンブルクのElemental Holdingsが保有し、米国でE−Wasteリサイクル(有用資源の回収や再利用)事業を行うElemental USA E−Waste & Itad,Inc株式の一部を取得すると発表した。
同社では、今回の出資は、米国におけるE−Scrapを含む二次原料の回収量の拡大、回収ネットワークの強化だけでなく、リサイクルプラットホームの強化、およびグローバルな資源循環に向けた共通ビジョンの推進につながるとしている。
E−Scrapとは、金・銀・銅・パラジウムなどの有価金属を高濃度に含有する各種電子機器類の廃基板。
18日の終値は、前日比24円安の3312円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社