予想レンジ:4万8800円−4万9400円(18日終値4万9001円50銭)
19日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。現地18日の米国株高から、買い優勢スタートとなりそう。注目が集まる日銀の金融政策決定会合では、政策金利を0.25%引き上げ0.75%とすることが有力視されている。その後の見通しについて、取引終了後に行われる植田総裁の記者会見を確認したいとして、模様眺めムードが広がることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の半ば(18日は155円92−94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の前半(同182円95−99銭)とやや円高方向にあり、輸出関連株には重しとなりそう。18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO、武田薬、日立などが、18日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比150円高の4万9300円だった。(高橋克己)
19日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:30 11月消費者物価
・植田日銀総裁会見
・IPO(新規上場)=ギミックと辻・本郷ITコンサルティングはスタンダード、パワーエックスはグロース
【海外】(時間は日本時間)
・24:00 米11月中古住宅販売、米11月景気先行指数、12月米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
・米11月半導体製造装置出荷動向
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社