15日の後場は日経平均株価が、前日比230円73銭安の5万4110円50銭と4日ぶりに反落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同24.82ポイント高の3668.98ポイントと4日続伸し、連日で終値ベースの最高値を更新した。現地14日の米国株式市場で、半導体関連が軟調に推移し、NYダウ、ナスダック総合指数がともに続落。日経平均も米国株安に加え、前日までの3連騰による短期的な過熱感が警戒され、午前9時58分には同631円36銭安の5万3709円87銭を付けた。売り一巡後は、押し目買いに下げ渋った。午後2時すぎに半導体製造の台湾TSMCが25年10−12月決算を発表。純利益は5057億台湾ドル(約2兆5090億円)と市場予想平均の4700億台湾ドルを上回ったことを受け「半導体関連に押し目買いを入れる動きがみられた」(中堅証券)との声も聞かれた。
東証プライム市場の出来高は24億4526万株。売買代金は6兆9627億円。騰落銘柄数は値上がりが1163銘柄と7割を超えた一方、値下がりは397銘柄、変わらずは43銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち8業種が下落、25業種が上昇した。KDDI、ソフバンGなどの情報通信株や、ニコン、HOYAなどの精密機器株が下落。JR東日本、JR東海などの陸運株や、東電力HD、関西電などの電気ガス株も安い。MORESC、ENEOSなどの石油石炭株、ANAなどの空運株、郵船、商船三井などの海運株も軟調。一方、三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、豊田織、トヨタなどの輸送用機器株が高い。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株、三井金属、住友電工などの非鉄金属株も上昇した。
そのほか、SHIFT、不二越、メディアドゥ、ホシザキ、エスプールが下落。半面、東邦鉛、ベクトル、冨士ダイス、稀元素、日ヒュムなどが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社