ファナックが、26日に発表した26年3月期第3四半期(25年10−12月)決算で受注高が上向いたほか、フィジカルAI(人工知能)需要の顕在化が好感された。
10−12月決算は営業利益が前年同期比19.6%増の417億円となった。市場予想をやや下回ったものの、受注高は2202億円と前四半期(2053億円)から拡大。また、通期の見通しは営業利益を1729億円(従来予想1759億円、前期比8.8%増)に小幅減額した一方で、純利益は1580億円(従来予想1573億円、前期比7.1%増)に引き上げた。
受注高の増加は、工場でねじ締めなどの作業を担うAI搭載の協調ロボットの1000台レベルの大口案件も寄与した。引き合いはさらに数千台あるといい、市場のフィジカルAI期待に応えた格好だ。同社は米エヌビディアと協業したAIアームロボットなどを手掛けている。
27日の終値は、前日比52円安の6342円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社