
(画像=株式新聞)
| この記事は2026年2月10日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>2月10日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>2月10日 |
米国市場では9日、NYダウが前日比20.20ドル高の5万135.87ドルと小幅に続伸し連日で最高値を更新した。S&P500指数もピークに迫り、ハイテク株中心のナスダック総合指数は0.9%高と3指数がそろって上昇。半導体やソフトウェア株が買い優勢となり、AI(人工知能)銘柄のエヌビディアやオラクルが値上がりした。「アンソロピック・ショック」で最近下落していたソフトウェア株も持ち直しつつあり、関連するETF(上場投資信託)にも買いが入った。NYダウは主力株のポジション調整の動きで下落する場面もあったが、押し目買いに支えられた。金(ゴールド)や原油、ビットコインの価格も上昇するなどリスク回避姿勢の後退を映した。ただ、10日の12月小売売上高や11日の1月雇用統計を控えた様子見ムードもみられ、NYダウの上げ幅は抑えられた。ドル・円は1ドル=155円台後半と前日よりも円高の水準にある。一部で介入が意識されたもよう。
10日の東京株式市場は前日に続いて買いが先行しそうだ。自民党が圧勝した衆院選を受けた高市内閣の政策推進期待が依然強気材料になっている上、米ハイテク株の底堅さも安心感につながる。為替はやや円高方向に動いたものの、足元の企業決算の好内容も相まって業績を重視した買いの流入が見込まれる。ただ、短期資金を中心に高値圏では利益確定売りも出やすい。このため、日経平均株価は5万7000円台では上値が重くなる可能性がある。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比1140円高の5万7200円だった。
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