牛乳、乳製品、アイスクリームなどを手がける森永乳が急伸、337円高の4509円を付け、9日の昨年来高値4192円を大きく更新した。12日午後2時、26年3月期第3四半期累計(25年4−12月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。
第3四半期累計決算は、売上高が4378億2200万円(前年同期比1.6%増)、営業利益が306億8100万円(同20.4%増)だった。国内事業は、ヨーグルト、アイス、ビバレッジなどをはじめとする価格改定を実施した一方、全般に売上数量が減少したことで国内全体では減収だった。新たな製造設備を稼働開始させたアイス、底堅い需要が継続した業務用乳製品などは増収に寄与した。海外事業は、ホエイ市況の高止まりを受けたミライ社が増収となり、成長領域の海外向け菌体、育児用ミルクの販売も順調に拡大した。
26年3月期の業績予想は、売上高5700億円(前期比1.6%増)、営業利益330億円(同11.3%増)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で76.8%、営業利益で93.0%となっている。
12日の終値は、前営業日比264円高の4436円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社