Delta−Fly Pharmaが大幅続伸、前日比46円高の264円を付けた。25日大引け後、DFP−10917について臨床第3相試験の中間解析の概要を発表した。
同社は1月8日、3次治療以降の急性骨髄性白血病(R/R AML)の患者を対象に米国で実施したDFP−10917単剤の臨床第3相試験について、安全性独立委員会(DSMB)が「治験実施計画書で設定されていた優越性が検証されなかった」ことで、試験の中止報告を受けたと発表した。
今回、同社は同試験の中間解析データを入手し、慎重に精査した結果、「奏効率の有意差はなかったが、DFP−10917群が対照群より数値は上回っていた」「全生存期間は、DFP−10917群と対照群と比べ有意差はなかったが、強力化学療法の対照群に対しては、DFP−10917群の生存期間が長い結果であった」「従来の療法では殆ど効かない予後不良のAMLの一部の患者集団に対して、DFP−10917は優れた効果を示した」としている。
DFP−10917は米国の食品医薬品局(FDA)からはオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)として認定を受けている。また、DFP−10917は安価な低分子化合物であることから、新薬承認申請(NDA)で承認されれば、急性骨髄性白血病患者の治療的・経済的なメリットもあるため、同社は今後、条件付きのNDA承認についてFDAと協議する予定といいう。
26日の終値は、前日比22円高の240円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社