3日前場は日経平均株価が、前日比1329円97銭安の5万6727円27銭、TOPIX(東証株価指数)も同87.28ポイント安の3811.14ポイントと、そろって大幅に続落した。前日に続き中東地域での地政学リスクが意識され売りが先行。その後も手控えムードが広がり、日経平均は午前11時19分に同1435円01銭安の5万6622円23銭を付けた。取引時間中に5万6000円台となるのは2月24日以来、1週間ぶり。前週末まで急ピッチで上昇していた反動や、短期的な売買の手じまい売りが米国のイラン攻撃をきっかけに加速している。市場では「海外市場の動揺がおさまるまで、値動きの荒い展開が続きそう」(中堅証券)との声が聞かれた。
東証プライム市場の出来高は14億2209万株、売買代金は4兆8263億円。騰落銘柄数は値上がりが130銘柄にとどまった一方、値下がりは1442銘柄と全体の9割に達した。変わらずは23銘柄だった。
業種別では、全33業種が下落した。出光興産、ENEOSなどの石油石炭株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株が安い。JAL、ANAなどの空運株や、日立、ソニーGなどの電気機器株も下落。ユニチカ、東レなどの繊維株や、SMC、菱重工などの機械株も弱い。イオン、ファストリテなどの小売株や、アシックス、任天堂などのその他製品株、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も軟調だった。
そのほか、住友ファーマ、洋エンジ、TDK、デクセリアル、村田製が下落。半面、ホトニクス、菱ガス化、KLab、レゾナック、旭有機材などが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
