
(画像=株式新聞)
| この記事は2026年3月2日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>3月2日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>3月2日 |
2月27日の米国株式は、NYダウが前日比521.28ドル安の4万8977.92ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同210.171ポイント安の2万2668.212ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が20億4380万株、ナスダック市場が73億7442万株だった。米1月PPI(生産者物価指数)で、変動の激しい食品やエネルギーを除いたコアで前月比0.8%上昇し、市場予想平均の同0.3%増を上回った。インフレへの警戒感から早期の利下げ期待が後退した。また、米国とイランによる核交渉の進展遅れが懸念され、NYダウは一時820ドルを超える下げとなる場面もみられた。同指数の採用銘柄では、アメリカン・エキスプレスやゴールドマン・サックス、エヌビディアなどが値下がり率の上位に入っている。
3月2日の東京株式は売り先行後、落ち着きどころを探る展開となりそう。米国とイスラエルによるイランへの攻撃で、イランの最高指導者ハメネイ師が死亡。対立の激化が予想されるなか、朝方からリスク回避姿勢から売りの優勢の展開が想定される。原油関連や海運、貴金属、防衛株などには買いが入るか。為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の前半(前週末2月27日は156円08-10銭)、ユーロ・円が1ユーロ=184円台の半ば(同184円42-46銭)と小動きだが、為替の動きに対して神経質な動きをみせる場面もありそう。前週末2月27日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士通<6702.T>、任天堂<7974.T>、三井住友<8316.T>などが、同27日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比415円安の5万8685円だった。
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