
(画像=株式新聞)
| この記事は2026年3月10日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>3月10日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>3月10日 |
9日の米国株式は3日ぶりに反発した。NYダウが前週末比239.25ドル高の4万7740.80ドル、ナスダック総合指数が308.267ポイント高の2万2695.946同ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が15億1407万株、ナスダック市場が67億5467万株だった。NY原油先物価格が、時間外取引で1バレル=119ドル台を突破したことが嫌気され、売りが先行した。NYダウは一時880ドルを超える場面もみられた。ただその後、トランプ大統領が米CBSテレビのインタビューで、今回の戦争について「ほぼ終わった」と発言。早期収束への期待感が高まり、一転して買い戻す動きが強まった。原油先物も値を消した。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、ウエスタン・デジタルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ、マイクロン・テクノロジーなどが買われた。
10日の東京株式は反発後、もみ合いか。9日の米国株式が上昇したことから、買い先行となろう。きのう9日に大幅下落していた反動もあり、戻りを試す展開も見込まれる。ただ、中東リスクが完全に払拭された訳ではないことから、買い一巡後は上値が重くなる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=157円台の後半(9日は158円45-47銭)と円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=183円台の半ば(同183円22-26銭)と小動き。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ENEOS<5020.T>、アドバンテス<6857.T>、レーザーテク<6920.T>などが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所清算値比2065円高の5万4665円だった。
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