
(画像=株式新聞)
| この記事は2026年3月30日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>3月30日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>3月30日 |
前週末27日の米国株式は続落した。NYダウが前日比793.47ドル安の4万5166.64ドル、ナスダック総合指数が同459.724ポイント安の2万948.357ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億6747万株、ナスダック市場が73億9099万株だった。トランプ大統領は26日、イランの発電所などに対する攻撃の猶予期限を10日延期すると発表した。一方、米軍がイランへ地上部隊の投入を検討していると報じられ、NY原油先物WTI価格が続急伸。インフレへの警戒感が高まり、リスク回避姿勢が強まった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アーム・ホールディングスやメタ(旧フェイスブック)、アマゾン・ドット・コムなどが下落した。
30日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。現地27日の米国株が下落した動きを受け、売り先行が見込まれる。また、同28日にはイエメンの親イラン武装勢力フーシ派が、イスラエル軍施設を弾道ミサイルで攻撃したと発表。中東情勢の一層の緊迫化が警戒され、相場の重しとなりそう。きょうは3月期決算銘柄の権利落ち日となるが落ち分は350円程度とみられている。為替相場は、ドル・円が1ドル=160円台の前半(前週末27日は159円94-96銭)、ユーロ・円が1ユーロ=184円台の半ば(同184円21-25銭)と円安方向に振れている。前週末27日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ENEOS<5020.T>、レーザーテク<6920.T>、ファナック<6954.T>などが、同27日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所清算値比1495円安の5万1385円だった。
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