
(画像=株式新聞)
| この記事は2026年4月30日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>4月30日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>4月30日 |
29日の米国株式は、NYダウが前日比280.12ドル安の4万8861.81ドルと5日続落、ナスダック総合指数は同9.442ポイント高の2万4673.241ポイントと小反発して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億5925万株、ナスダック市場が66億8156万株だった。FOMC(米連邦公開市場委員会)は、政策金利を3.50-3.75%に据え置くことを決定。ただ、3人の理事が声明に緩和的な文言を含めることに反対し、利下げが遠のいたとの見方から、売りが優勢となった。また、トランプ米大統領が28日に大手エネルギー企業の幹部と会談を行い、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が長期化した際の対策を協議したと報じられ、原油先物価格が上昇したことも重しとなった。NYダウ採用銘柄では、ボーイングやIBM、トラベラーズなどが値下がり率の上位に入った。
30日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。28、29日の米国株式のさえない動きを受け、売りスタートとなりそう。27日には終値ベースで心理的なフシ目の6万円超えを達成していただけに、利益確定売りが強まる場面も想定される。一方、決算を発表した米企業の時間外取引の値動きは、アルファベット(グーグルの持株会社)やクアルコムが上昇しており、日本株の一定の下支えになる可能性もある。為替相場は、ドル・円が1ドル=160円台の前半(28日は159円52-54銭)、ユーロ・円が1ユーロ=187円台の前半(同186円63-67銭)と円安方向にある。円安を受けて輸出関連株には、押し目を拾う動きも見られそうだ。
29日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO<3436.T>、信越化<4063.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、28日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比1105円安の5万8915円だった。
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